工業簿記は、用語を覚えるだけでは点数になりません。材料費・労務費・経費を集め、製造間接費を配り、個別原価計算や総合原価計算で製品原価へ流す。この「解く順番」を体に入れることが大切です。
| 順番 | 論点 | 演習で見ること |
|---|---|---|
| 1 | 材料費 | 直接材料費・間接材料費、消費額の計算 |
| 2 | 労務費 | 直接労務費・間接労務費、賃率差異 |
| 3 | 経費 | 外注加工賃、減価償却費、工場消耗品費 |
| 4 | 製造間接費 | 予定配賦、実際配賦、配賦差異 |
| 5 | 個別原価計算 | 製造指図書ごとの原価集計 |
| 6 | 総合原価計算 | 完成品と月末仕掛品への按分 |
| 7 | 標準原価計算 | 標準原価と実際原価の差異分析 |
| 8 | 直接原価計算・CVP分析 | 貢献利益、損益分岐点、安全余裕率 |
工業簿記は、商業簿記よりも型が決まりやすい科目です。第4問・第5問では、資料の数字をどこに入れるかを素早く判断できれば、安定して得点できます。
| ミス | 対策 |
|---|---|
| 直接費と間接費を混ぜる | 製品に直接ひもづくかで判断する |
| 予定配賦と実際配賦を混同する | 予定配賦率を使う問題か、実際発生額を使う問題かを先に見る |
| 月末仕掛品を無視する | 完成品換算量を必ずメモする |
| CVPで固定費と変動費を逆にする | 売上に比例して増えるかを確認する |