民法総則は、司法書士試験の入口です。権利能力、意思表示、代理、無効・取消し、時効など、民法全体に共通するルールを学びます。ここが曖昧だと物権・債権・相続に進んだときに何度も戻ることになります。
| 論点 | 見るポイント |
|---|---|
| 権利能力・意思能力・行為能力 | 法律行為をする主体のルール |
| 意思表示 | 錯誤、詐欺、強迫、心裡留保、虚偽表示 |
| 代理 | 有権代理、無権代理、表見代理 |
| 無効・取消し | 最初から効かないのか、後から取り消せるのか |
| 時効 | 取得時効、消滅時効、更新・完成猶予 |
意思表示の問題では、表意者本人と相手方、第三者の誰を保護するかが問われます。司法書士試験では、条文の要件だけでなく、第三者が善意か悪意か、過失が必要かまで聞かれます。
代理は、売買や登記申請にもつながる重要論点です。無権代理人が勝手に契約した場合、本人が追認できるのか、相手方は催告・取消しできるのかを整理しましょう。