基本情報技術者試験(FE)は情報処理推進機構(IPA)が実施するIT系国家資格の登竜門です。IT職への就職・転職で重視される資格で、合格率は約30%。プログラミングやアルゴリズムの知識が問われますが、正しい学習戦略で独学合格は十分可能です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験方式 | CBT方式(全国のテストセンターで随時受験) |
| 合格率 | 約30〜35% |
| 合格基準 | 科目A・科目B それぞれ600点以上(1,000点満点) |
| 必要勉強時間 | IT未経験者:200〜300時間、IT経験者:100〜150時間 |
| 試験科目 | 科目A(知識問題 60問)・科目B(アルゴリズム・セキュリティ 20問) |
| 科目 | 問題数 | 内容 | 配点の目安 |
|---|---|---|---|
| 科目A | 60問 | テクノロジ・マネジメント・ストラテジの知識問題 | 6割以上正解を目標 |
| 科目B(アルゴリズム) | 16問 | 疑似言語を使ったアルゴリズム・データ構造 | 最重要・重点学習 |
| 科目B(セキュリティ) | 4問 | 情報セキュリティの実践的知識 | 確実に得点 |
| 時期 | 内容 | 1日の目安 |
|---|---|---|
| 1〜4週間目 | 科目Aのテキスト通読(テクノロジ系から着手) | 1〜1.5時間 |
| 5〜8週間目 | 科目A過去問演習 + 科目Bのアルゴリズム入門 | 1.5時間 |
| 9〜12週間目 | 科目B(アルゴリズム)集中演習・疑似言語トレーニング | 2時間 |
| 13〜16週間目 | 総合演習・弱点補強・模擬試験 | 1.5〜2時間 |
2進数・論理回路・ネットワーク(TCP/IP・DNS・HTTP)・データベース(SQL・正規化)・情報セキュリティ(公開鍵暗号・ファイアウォール・マルウェア)が頻出です。ITパスポートより深い知識が問われますが、過去問の反復で十分対応できます。
プロジェクト管理(PMBOK・EVM)・システム開発工程・経営戦略が出題されます。科目Aの3〜4割を占めますが、ITパスポート学習者には比較的なじみやすい内容です。
疑似言語でかかれたプログラムをトレースして結果を求める問題です。ソート・探索・再帰処理・文字列処理などのアルゴリズムを手を動かして理解することが必須です。「キタミ式」や「アルゴリズム図鑑」で直感的に学ぶのが効果的です。
実務的なセキュリティシナリオへの対処を問う問題です。4問と少ないですが、科目Aの知識があれば対応しやすいです。確実に得点しましょう。
ITパスポート合格者が基本情報に進む場合、科目Aの知識系は大幅に省略できます。最初から科目B(アルゴリズム)に比重を置いた学習計画が有効で、2〜3ヶ月での合格も十分狙えます。