日商簿記2級 | 公開:2026年5月9日

簿記2級の株式発行・純資産・剰余金配当を解説

著者:大谷 一輝(大阪経済大学3回生・日商簿記1級勉強中)

純資産は、株式会社の会計で必ず出る論点です。株式発行では資本金と資本準備金、配当では繰越利益剰余金と利益準備金の関係を押さえます。

先に結論:株主から集めたお金は資本金・資本準備金、利益から株主へ出すお金は繰越利益剰余金・利益準備金で処理します。

純資産とは

純資産とは、資産から負債を差し引いた会社の正味財産です。簿記2級では、資本金、資本準備金、利益準備金、繰越利益剰余金が中心です。

科目意味
資本金株主から払い込まれた会社の元手
資本準備金株式発行額のうち資本金にしなかった部分
利益準備金配当時に積み立てる利益の準備金
繰越利益剰余金会社に残っている過去からの利益

株式発行の仕訳

株式を発行して1,000,000円の払込を受け、その半分を資本金、半分を資本準備金にした場合の仕訳です。

借方金額貸方金額
現金預金1,000,000資本金500,000
資本準備金500,000

剰余金の配当

株主へ配当する場合、繰越利益剰余金を減らします。また、一定額を利益準備金として積み立てる処理が出ます。

借方金額貸方金額
繰越利益剰余金110,000未払配当金100,000
利益準備金10,000

よくあるミス

まとめ

⚔ 純資産は名前で分類しよう

資本と利益を分けて記録すると、仕訳が安定します。

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