日商簿記2級 | 公開:2026年5月9日

簿記2級の法人税等・消費税の仕訳を解説

著者:大谷 一輝(大阪経済大学3回生・日商簿記1級勉強中)

法人税等と消費税は、税効果会計とは別に押さえるべき基本論点です。決算整理で法人税等を見積計上し、消費税は仮払消費税と仮受消費税を相殺します。

先に結論:法人税等は「利益にかかる税金」、消費税は「預かった税金と払った税金の差額」です。どちらも決算で未払額を整理します。

法人税等とは

法人税等は、会社の利益に対して課される税金です。決算時に税額を見積もり、法人税、住民税及び事業税などをまとめて法人税等として処理します。

借方金額貸方金額
法人税等300,000未払法人税等300,000

中間納付がある場合

期中に仮払法人税等を支払っている場合、決算で法人税等の総額と相殺し、不足分を未払法人税等にします。

借方金額貸方金額
法人税等300,000仮払法人税等120,000
未払法人税等180,000

消費税の処理

税抜方式では、仕入時に支払った消費税を仮払消費税、売上時に預かった消費税を仮受消費税で処理します。決算では両者を相殺し、納付額を未払消費税にします。

科目意味
仮払消費税仕入・経費で支払った消費税
仮受消費税売上で預かった消費税
未払消費税納付すべき差額
借方金額貸方金額
仮受消費税500,000仮払消費税320,000
未払消費税180,000

よくあるミス

まとめ

⚔ 税金論点は借貸で勝つ

税金の仕訳を短時間で反復し、決算整理の失点を減らしましょう。

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