日商簿記2級 | 公開:2026年5月9日

簿記2級の銀行勘定調整表とは?
未取付小切手・未渡小切手を解説

著者:大谷 一輝(大阪経済大学3回生・日商簿記1級勉強中)

銀行勘定調整表は、会社の当座預金勘定と銀行の残高証明書のズレを調整する論点です。用語は地味ですが、加算・減算の判断で差がつきます。

先に結論:ズレの原因が「銀行側がまだ反映していない」のか「会社側がまだ記帳していない」のかを分ければ、調整方向が決まります。

銀行勘定調整表とは

会社の帳簿残高と銀行の残高が一致しないとき、原因を整理して正しい残高に合わせる表です。

原因意味調整対象
未取付小切手振り出した小切手がまだ銀行で支払われていない銀行残高を減らす
未渡小切手小切手を作ったが相手に渡していない会社帳簿を戻す
時間外預入会社は預けたが銀行は翌営業日処理銀行残高を増やす
未記帳銀行では処理済みだが会社が未記帳会社帳簿を修正

未取付小切手

会社は小切手を振り出して当座預金を減らしていますが、銀行ではまだ支払われていません。銀行残高が高く見えるため、銀行残高から差し引きます。

未渡小切手

小切手を作っただけで相手に渡していない場合、取引はまだ成立していません。会社が当座預金を減らしているなら、その記録を取り消します。

時間外預入

会社は決算日に預け入れたが、銀行では翌営業日扱いになった場合です。銀行残高にまだ入っていないため、銀行残高へ加算します。

よくあるミス

まとめ

⚔ 調整表は原因分類で攻略

地味な論点こそ、型を覚えると安定得点になります。

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